明日もしも晴れたら

一生懸命生きてきた。

楽しいコトよりも、辛いコトの方が多かった気もする。
だけど、今になっては、そんなことはどうでもいいんだ。

流れて来た者は自慢げに俺に言った。
「世界は広い。自分にふさわしい場所はどこかにきっと存在する」ってね。
だけど、そいつの目には帰る場所を失った、絶望にも似た影だけしか見えなかった。
世界の広さなんて、俺には全く興味がなかったよ。

未来と希望を持って、この世に生まれてくるって言うヤツもいるけど、
俺に言わせれば、生きてゆくコトっていうのは
果てることない迷路を彷徨い歩くだけのことだった。

いつも独りだった。

俺がこの世に生を受けたとき、すでに父親はいなかった。
母親は父親のコトを語ろうともしなかったし、
俺もそんなことには興味がなかった。
兄弟達はどう思っていたかは今となってはわからないけれど
おそらく俺と同じことを思っていたんじゃないのかと思う。

ある日を境に、俺は一人で生きてゆくことにした。
何か、大きなきっかけがあったわけじゃないんだ。
ただ、本能でそうしなければって思ったんだ。

しばらく彷徨った後に、俺は彼女と出会った。

彼女は自分自身のコトなどすべて話して聞かせてくれた。
今日あった出来事や、楽しかったことや悲しかったこと。
俺の前ではいつも明るく振る舞ってはいたが、時折見せる彼女の寂しそうな表情が
いつも気になっていた。

俺なんかじゃ彼女の力にはなれないってことは判っていた。
だけれど、何か出来ることはないか?
たった一つでいい。
俺に出来ることは・・・。

そして今日。
俺はやっとそれを見つけた気がした。
悩むコトでも、難しいことでもなかったんだ。

そう

彼女のそばに居てあげること。

思い上がりかもしれないけど、俺が彼女にしてやれることはそれしかないって気がついたんだ。

毎朝、俺は彼女を見送るだけだったけど、
俺はそれを彼女に伝えたずにはいられなくなった。
俺が生まれてきた役割は、彼女の心のそばにいることだったんだ。

「待ってくれ!君に伝えたいことが・・」

道の向こうに彼女の後ろ姿を見つけた。
俺は駆けだした。

その瞬間だった・・・。

俺の体は、何か硬い物にはじき飛ばされた。
朝の光は消え失せて、目の前が真っ黒になり、激しい痛みに襲われ、全身から力が抜けていく。

遠くで彼女の叫び声が聞こえる。

もし、生まれ変われることが出来るなら
今度は野良猫なんかじゃなく彼女と同じ人間に生まれてきたい。

その時は、きっとずっとそばにいるよ。

朝、目の前で飛び出してきた猫が車にはねられて・・・・
ブルーです

合掌

思いも寄らぬ展開に!(爆)

この三ヶ月
ドキドキ・ワクワクしながら展開を見守っていたお話は
今日全てなかったことになりました

ドリームアゲイン

終わり方がしょーもねえええええええええええええええええええええええ!

家族みんなが大ブーイング(爆)
俺は見てなかったからどうでもいいがな